2013/10/01

5 days 4 nights

<ぼーっ・・・>

お腹の傷が痛くて痛くて、ベッドから起き上がることもできませんでした。
本当に起き上がっちゃいけないので、トイレはチューブを入れられて全く感覚のないまま尿瓶?みたいなものに溜まっていく・・・という初めての経験もしました。
腹筋を切っているわけなので、もうとにかくちょっとした動作でも痛みが走るのです。咳もできない、くしゃみもできない、笑えない、と、できないことだらけ。
痛み止めの薬をたくさんもらって、ナースが時間になると飲ませてくれるんだけど、それが切れるとほんとにつらかった。
産褥、っていう出産後にお腹から不要なものが生理の出血のような感じで出てきます。ナプキンをつけているわけですが、それのお世話もすべてナースがやってくれました。
本当にナースの仕事ってすごい。私にはできない・・・。改めて尊敬しました。

赤ちゃんが産まれてからおっぱいをあげるわけなのですが、ここで問題が。
私のおっぱいが全然出なかったのです。
帝王切開をした人はもともとおっぱいの出が遅くなるそうなのですが、それにしても出ないのです・・・。
毎日毎日Lactation(授乳の専門家)ナースが来て、いろいろと指導してくれるのですが、それでも私のお乳の反応はかなり薄かった。
アトラスは私のおっぱいの量が全く足りず、お腹を空かせて毎晩泣きわめいていました。
2日目はまだよかったんだけど、3日目の夜は本当に辛かったです。
ほぼ一晩中泣き止まないアトラスを抱いて、私も涙が出てきてしまいました。
その日私の担当をしてくれていたナースのBeccaが一生懸命励ましてくれて、本当に助かりました。
「やるべきことはすべてやってるし、お乳が反応して出てくるまでは時間がかかるんだから、焦らないで今できることをやるだけよ。もしお乳が出なかったらフォーミュラ(粉ミルク)をあげればいいんだから、自分にそんなにプレッシャーかけないの!」って。
結局病院にいる間に私のお乳は全く出ず、Donation Milk(Milk Bankというところから分けられた、人のお乳)をアトラスに与えることになりました。
Feeding Tubeと呼ばれる細いチューブをミルクの入った注射器の先に取り付け、アトラスに私の指を吸わせながらそのチューブを口の端っこにくわえさせて、一緒にチューチューさせるのです。
毎回そのDonation Milkを飲んだあと、お腹がいっぱいになったアトラスは、信じられないくらい瞬時に眠りに落ちていきました。
そんな姿を見ていると、私の力でそうしてあげられないことに罪悪感が湧いてきて、とても悲しくなりました。

<退院の朝>
通常アメリカの妊婦は2泊3日で退院するのですが、私は帝王切開だったため4泊5日でした。
ホチキスのようなもので留められた私のお腹の傷跡は痛々しく、自分の目で見ることができませんでした。怖くて・・・。
でもそのホチキスもあっという間にナースに外されて、アトラスも包茎手術を施され、二人して「痛々しく」退院しました。

ジョーダンの高校時代の友達で私とたった2日しか出産日が違わなかったカップルがいるんだけど、ジョーダンが産まれたばかりの赤ちゃんに会いに彼らの病院に行って帰ってきたら、「あぁ、この病院にいられて本当によかった。」とつぶやいていました。
友達カップルがステイしていた病院は、割と古く、あまり清潔感がなく、ざわざわとたくさん人がいて落ち着かないところだったそうです。
でも、私たちがステイしていた病院は本当に静かで、ナースも本当に色々とやってくれ、心配してこまめにのぞきに来てくれたり、至れり尽くせりでした。
今後二人目ができて出産することになったとしたら、またこの病院にステイしたいな。

9か月間の妊婦生活、周囲の人たち、友人、家族に手助けしてもらいながらようやく終えることができました。今まで本当にどうもありがとう。みなさんのおかげです!

9 件のコメント:

  1. そんな二人を側で見ながら 何もしてやれない私も辛かった。
    でも、病院のスタッフは本当に素晴らしかったね。とくに Becca ☆☆

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    1. いい病院だったね。あそこは。
      ナースがすごく協力的で優しかったしね。ごはんはおいしくないけど・・・。

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  2. 分かるよ〜。私も帝王切開だったから。
    私は翌日から歩かされて、痛みと貧血で倒れたよ、二回とも。
    縫合部分は、私は一年以上痛かったし。
    しかも、判明したのがケロイド体質で、もう人前では脱げませんっな。
    でも、傷跡は、みるか&りりかを産んだ証で、たまに眺めている記念品だよ、今は!
    そして、よく私も泣いてました。
    そんな経産婦現象を経て、皆ママになっていくし、心身共に一年以上かかって戻ると言われたから、ゆったり進んでね!

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    1. 帝王切開だったんだね。なんか最初からそう決まってたら決心もついたけど、いきなり急変してそれになったから衝撃的だったよ(泣)。でも逆に前もってわかってたらもっとびびってたかな?
      ケロイド体質なんだね・・・私はまだ絆創膏のお化けみたいのが貼られてて傷口は見えないの。どうなるかしら。

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  3. うんうん、わかる。 頑張ってるね。
    私も翌日から歩かされて傷はそんなんでもなかったけど、鎮痛剤に慣れるまでの1週間ずっと意識が朦朧としてたのと、感覚がわからなくなるほどの足のむくみが辛かったな。
    私も母乳出なくてあっさりフォーミュラに移行してしまったけど、夜中カウチでミルクあげながらよくひとりで泣いてたよ。 色々いっぱいいっぱいだったなぁ。
    頑張りすぎないようにね。

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    1. 翌日から歩かされたんだ、私は3日目だったかな。尿のチューブ外されてからだったから。
      努力の甲斐あって、今週入ってからおっぱいがだんだん出始めて、今はアトラスもゴクゴクとのどを鳴らして飲めるようになったよ。最初の5口くらいだけだけど。みんな夜中に泣いてるのね。(笑)

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  4. 紘子もアトラスも頑張ったね。人生いろいろあるさ。

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    1. 頑張りました。唯一痛い思いをしていないジョーダンも、毎日メンタルサポートと身体的サポートを頑張ってくれてます。

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  5. おつかれさま!退院おめでとう!自分にとっては10年前だけど、私もおっぱいで悩み、寝ない娘に悩み、毎晩孤独でよく泣いたりしてたので、書き込まずにはいられませんでした。おっぱいでてくるようになって、よかったね!少しでも自分のおっぱいを我が子にあげられるって幸せだよね。旦那さんもサポートしてくれて、幸せだよ~!自分がいっぱいいっぱいになっているときに、産まれたお祝いを理由に友達と飲みに行って浮かれてる旦那を許せなかった、10年前の私。みんなだんだん親としても成長していくんだね。少しでも体を休められるときは、休んでね~。

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